【偏見レビュー】 ハロー、ニューヨーク! 2018(35周年ver)
どうもこんにちは。はおパパ(@haopapa1)です。
今回の偏見レビューは
「ハロー、ニューヨーク!」
既にファーストインプレッションという形で
初見の興奮具合をお届けしています。
舞台に穴キャン・夜露キャン・ダンサー1名不在というシステムトラブル等
イレギュラー含めて一通り堪能したところで
改めてレビューをしたいと思います。
絶妙のテーマが生み出したのはキャラ・ダンサー全員が輝く理想のショー
満足度:10(10点満点)
約25分という限られた時間で
「ニューヨークにやってきたミッキー&フレンズ」
という括り(縛り)を上手に利用し、
キャラクターとダンスの魅力を
最大限に詰め込んだショーであると
自信をもってお勧めできます。
久しぶりにディズニーシーに行く方を案内するならば
ハロニュとBBさえ押さえておけば間違いないでしょう。
ホライズン・ベイが予約できて
食事しながらミキ・ミニ・プルと逢えれば完璧です。
キャラクターが立っている
ハーバーショーでよくあるのが、
まあ台詞もあるし
踊ってる姿も可愛いのだけど
存在感が薄いというか
ただ出演しているだけというか
まあ、チーデーやクラリスとかに多いのですが。
これは出演キャラクター数が多い、
ストーリーが無理できない(テーマ縛りが強い)
など、理由はいろいろとあります。
シーズンショーで
写真に写りこむイタズラしちゃおう
なんてシーンを入れる余裕は無いのです。
でも、そういうシーンにこそ
キャラクターの魅力やかわいらしさが詰まっています。
いたずらチーデー
魚釣りしたいドナルド
カッコよく写真に写りたいデイジー
ダンサーと仲良くなるグーフィー
待ち合わせるミキミニ
35thのダンスパート鑑賞を邪魔するプルート
何気ない日常シーンと、そこにアドリブを入れられる
ショーの緩さがキャラクターシーンの魅力なのだと感じます。
ニューヨークにやってきた!というテーマが
「括り」としてはショーに纏まりを持たせられていますし、
かといって「縛り」といえる程、ガチガチではないので
これらの様なゆるーい演出を可能としているのです。
本当に絶妙です。
ダンサーが主役級である
規模の違うハーバーショーや
BB、ワンマンなどと比較するものではありませんが、
過去のDSSのショーと比べても
出演ダンサーにスポットが当たっていると感じます。
バク転や宙返りするアクロバットの3名や
ストリートダンスをする2名はもちろん、
タクシーやホットドックのお兄さん、
生声で台詞があるダンサーもいるので
アクターと言えるかもしれません。
本職のダンスでいえば
35周年のブランニューデイの振りの激しさから
エンディングのダンスは素晴らしいです。
キャラクターが降りてくるので
そちらに目を奪われがちですが、
一度ダンサー達の渾身の振りを観てしまうと
次回からどちらに注目するか、本当に悩みます。
少なくともプルートが目の前にやってきても
OKわかった、どいててくれって思っちゃいますよ(個人的感想)
あえてネガティブな点を言うと・・・
タイトルに2018年と記している点で
察していただける方もいるでしょう。
大変大きな魅力となっている部分が
4月以降、どうなっちゃうの?という不安です。
35周年の大弾幕がバッサー!と落ちてくる所から
クライマックスにかけての
改変がほぼ決定しているわけです。
このクライマックスの盛り上がりと同等以上のクオリティを
4月以降も保てるのかどうか、
難易度の高い挑戦が待ち構えています。
まとめると
・キャラクターの「何気ない魅力」を堪能できる
・ダンサーがよりアクターとして脚光を浴びている
・ショーの規模と「ニューヨークに来た」というテーマが絶妙にマッチ
・4月以降、35thVERのテンションを超えられるのか?
公演時間はハーバーショーと殆ど変わりません。
限られた場所、限られた人数で行うショーなので
出演者みんなが輝いているというのは
成功であり理想であり、
DSSのショーの、ひとつの完成形なのではないでしょうか。